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創業の精神

昭和15年6月1日創業

鹿児島県加世田市で生を受けた創業者 栫 七太郎は、明治39年 豊かで価値ある人生を夢見て、薩摩郡宮之城の地に移り住んだ。身を立て世に出る志を抱き、七十数キロの道のりを徒歩で移動した。なんとか人の役に立ちたいという念いも強かった。内陸部の宮之城では、乾物商を通して地域の人々に貢献したいと決意した。
それが創業の精神であり、必死になって海と山を歩き続けた。昭和15年6月1日のことであった。

昭和22年二代目 栫 鉄郎は、創業の精神を受け継ぎ石油事業に着手した。混乱の日本の復興に少しでも役に立ちたいという一念からであった。
その後、LPガス事業にも参入し、現在のエネルギー事業の礎を築いたのである。

時代は大きく変わった。

三代目 栫 正治は、新たな事業の柱をつくるべく悩みに悩みぬいた。そして、新しく水事業に参入したのである。平成18年夏のことであった。水の製造プラントを建設、水の宅配事業で色々と困難に出会った。しかし、その逆境を支えたのが創業の精神であった。
平成24年春、暮らしになくてはならない商品や技術・サービスを、地域の人達に安定的にお届けし、事業分野を住環境事業に広げていった。
未知の戦いに挑む原点こそ、身を立て、世に出た創業者の念いであり、この念いをさらに実践し、100年企業の基礎づくりをするのが、我々の責務である。